2021年のぶどう栽培評価も、2020年と同様に異常気象で不調でした。
特に、8月の低温(平年比:-3℃)、多雨(平年比:159%)、日照不足(平年比:59%)が大きく影響し糖度不足、着色不良を起こしまい商品化率を下げてしまった。
今年もデラウェアは糖度が上がらず出荷基準(糖度18度)に届かず収穫を断念した。
他の品種も満足できる味に届かず 収穫出来る量が2020年以上に少なくなった。
その中で、今年も「安芸クイーン」は美味しく仕上がった。
おそらく単位面積当たりの房数が少ないことに関係しているように感じる。
各品種ごとの気候変動に応じた単位面積当たりの房数を探す必要を感じています。